日本の祝日と節句ーーお正月以外の一月

お正月は12月29日から1月3日までの間を指します。この国民の休日が終わると、お正月が終わると思う方もいらっしゃると思いますが、実はそうではないのです。他にも様々な風習がありますので、今回はそれらあまり人々に知られない昔から継がれた習慣についてご紹介いたします。


1月4日の「御用始め」


正月4日に官公庁が新年初めての事務を執ることを指します。御用始めは仕事始めの一種で、この仕事始めには田打ち初め、初山入り、船祝い、初売り、初荷、出初めなどがあります。


1月7日の「人日」と「松の内


「人日」とはズバリ「人の日」の意味です。古代中国では正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀をそれぞれ占ったと伝えられています(当日の晴雨で吉凶を占ったもの)。この正月7日(人の日)に、邪気を祓って1年の無事を祈るとして「七草の入った粥を食べる」風習があったのだそうです。「七草節句」とも言います。


松の内


正月の松飾り――門松を飾っておく期間を指します。もともとは元日から1月15日までの期間を指すが、近年は七草がゆを食べる1月7日くらいまでを指すこともある。地方によって指す期間が異なります。

 


その他の風習


「門松」


新年を祝って、家の門口に飾ります。元々は新年を迎える際に年神様が降りて来る時の目印として気を立てたのが始まりと言われています。門前の左右一対並べるのが一般的です。玄関に向かって左の門松を雄松(おまつ)、右の方を雌松(めまつ)と呼びます。通常、12月13~28日か30日に飾ります。


「しめ飾り」


門松と同様、正月に年神様を迎える準備として玄関口や家の神棚に飾ります。しめ飾りは、しめ縄に裏白、ゆずり葉、橙(などをあしらって作ります。常緑の葉である裏白は「長寿」を、ユズリハは新芽が出てから古い葉が落ちることから「家系を絶やさない」という願いが込められているそうです。橙は「家が代々(だいだい)栄える」として、縁起物として使われています。媚薬 

 

 

お正月の休日はもう終わりましたが、正月にある風習はまだたくさんありますね。今回はその一部について紹介しました。皆さん、いかがで、残りの方は次回で一緒に学びましょう。催淫剤