不眠症の種類
人間には自律神経があり「休む神経」と「動く神経」のふたつがあります。
通常、夜は休む神経が強くなりなります。ですから夜は眠くなるのですが、不眠症の方は夜でも休む神経が強くならないのです。そして、皆さんのご存じのように、不眠症の種類は三つがあります。
1.入眠困難
多くの方が言われる「眠れない」という状態は、入眠困難といいます。シアリス
眠りに入ることができない状態です。朝方まで眠れないということも良く耳にします。
2.中途覚醒
眠りに入ることはできるが、睡眠の途中で目が覚めてしまうことを中途覚醒といいます。
途中で起きてしまう方でも、またすぐに眠れる方は問題ありません。しかし、一度起きてしまったらなかなか眠れない、または時間がたてば眠れるが、また起きてしまうという方は中途覚醒の状態です。
3.早朝覚醒
用もないのに朝早く起きてしまうことを早朝覚醒といいます。
7時に起きれば十分なのに、4時とか5時に目が覚めてしまう状態です。早朝覚醒で目覚めた時に眠い方は自分が不眠症といわれても納得いくでしょうが、目覚めた時から元気に感じる方もいます。
一見健康そうに見えますが、「動く神経」が強すぎるための現象で、これも立派な不眠症といえます。